不動産屋のサワヤカ営業マンに色恋営業された話【デート商法】

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minimalist tokyo

アンジェラベイビーを目指して、ダイエットをがんばっているので、ダイエットにまつわる記事を投稿し始めたよ! JINペンアーミー🐹YouTubeもやってるよ~🎵

休日にティンダーの男とデートに行く前に
街でショッピングをしていたら
駅の構内でスーツ姿の男性に話しかけられた

「ちょっといいですか?アンケートなんですが、2,3分で終わるんで」

アポの時間まであと2時間もある。
とてつもなく暇なので、私は立ち止まって
「いいですよ」
と答えた

「ほんとですか!ありがとうございます!
ちなみに、ちゃんと駅から許可証も取っていますし、こういった不動産会社の者なので、安心してください!」

と言って男性は首から下げた会社名の書かれた許可証を見せてくれた

「不動産を販売していまして、マンションなんですが、意識調査をさせていただいて参考にさせていただいてます。いろいろお伺いさせていただければと思いますが、失礼ですが、まず、年齢はおいくつですか?」

男性はクリップボードに挟まれたアンケート用紙に書かれた質問を、ボールペンで書き込みながら質問を始めた

「えっと~。。」

年齢をこたえると

「え、まじっすか。若く見えますね!20代かと思いました、いやほんと普通に!言われません??」

私はとても気分がよくなった

「めっちゃいい人ですね!」

大変ちょろい。

「次行きますね、おひとり暮らしで独身でいらっしゃいますか?」

「そうですね」

「でも、彼氏はいらっしゃったりしますよね?」

「ん~~まぁ?微妙なのが・・・」

「微妙なんですね!もう長いんですか?」

「いやー、ぜんぜん!」

憧れの住まいの場所や、マンション購入への気持ち、家はどこで、家賃はいくらなのかといった不動産関係の話だけでなく、仕事は何か、年収はいくらで、出身はどこで、彼氏はいるのか、プライベートなことまでいろいろ聞いてきた。

ちなみに私はまったくマンション購入に関心がなかったので、定住の意思はないし、マンション購入に興味がないとはっきりと伝えた。

「すみません、2,3分といいながら、もう10分くらいお時間いただいちゃってますね。なんか、お姉さんは話しやすくて!コミュニケーション能力高いですよね!昼からずっとここでアンケートやってるんですけど、ぜんぜん誰も立ち止まってくれないんで、お姉さんが一人目です!なんで立ち止まってくれたんですか?こういうアンケートよく答えられたりしてます?」

「いや、ひまだったから・・・普段は立ち止まらないかな」

「そうなんですね!声をかけてきた人がイケメンだったから・・・ってことはないですか?」

と笑いながら彼は言った

「あ~、それはあるかも!おじさんだったら立ち止まらなかったかも!素敵な感じのかたなので」

「うれしいな!普段アンケートはアルバイトにさせているので、僕はめったにやらないんです。たまたまいなくて、立ってたので、出会えてよかったです!立ち止まってくれて、うれしかったし、話しやすくて長々話しちゃってごめんなさい!すごくきれいなかただし、いいなぁって思っちゃって。またお話しできたらって思うんですけど、LINEを教えてもらうことできないですか?ごめんなさい、こんなこと言って。もしよかったらなんですけど!」

「いいですよ」

「ほんとですか?ええ、ほんとにですか!?なんか、アンケートにかこつけて、ナンパとかじゃないですよ、営業とかでもないですけど、いや、うれしいな」

うろたえたような初々しい様子で、LINEを交換する

「この後のご予定ってどこか行かれるんですか?」

「うん、この後は夜から予定があるの」

「ごはんとかですか?」

「そうですね」

「じゃあ、11時くらいにおうちついてゆっくりされてるくらいな感じですか?」

「そうだね」

「そのころに、電話してもいいですか?」

「いいよ」

「ありがとうございます!じゃあ、あとで、電話しますね!」

アポはティンダーの初アポだったのだが、仕事がいつ終わるかわからなくなってしまった、と相手から連絡が直前に来て、流れてしまったので、彼にLINEで連絡をした。

「アポが流れちゃいました。」

「そうなんですね!仕事をまだしているので、11時に電話します!」

時間通りに彼から電話がかかってきた

「今日はありがとうございました。本当にうれしくて、まずお礼を言いたかったです。」

電話の後ろから、オフィスのざわめきが聞こえてくる
オフィスから電話をしてきているらしい

「仕事は終わったんですが、いつも12時前に終礼があるので。まだできたばっかりのベンチャーで、社員はみんな独身です」

と彼は言った。アンケートのときに、彼も独身で28歳で、アプリは知り合いの付き合いでインストールはしたが利用はしていないということは聞いていた

「会社で出会いはないの?」

「うちの会社は社内恋愛は禁止です。別れて一方が転職しちゃう事例が多発したので、もったいないから恋愛は禁止しようってことになったみたいです。上の人とかは社内恋愛で結婚した人もいますけど、最近そう決まったので。それは関係なく、職場の人は嫌ですね、なんか、嫌じゃないですか。さっき、彼氏がいるって言ってましたけど、結構もう長いんですか?」

「いや、ぜんぜん。一か月くらいだし、ぜんぜん会ってないし、連絡も取ってないし、微妙だよ」

「えっ、そうなんですね。全然じゃないですか。微妙ってどういうことですか・・・。その人の、どこが好きなんですか?」

「え。顔」

「顔、ですか・・・。顔さえよければいいんですか?」

「いや、まぁそれだけじゃないけど、まぁ、面食いだよね」

「ふうん・・・そうなんですね。アンケートのときに、ろくでもないって言ってましたけど、なんでなんですか?」

「ほかにも女いそうだなっていう感じがするのよね」

「そういうことですか。そんな人でいいんですか?」

彼はどんどん私の内面に切り込む質問を投げかけ、それでいいのかと諭していく。

ふと気が付くと、あっという間に一時間がたっていた

「もうこんな時間になっちゃいましたね。つい、話しやすくってたくさん話しちゃう。興味もあるので・・・。こんなに長く話したのは久しぶりです。アンケートのときも、30分話してましたからね。」

「え、そんなに話してた?」

「ほかのスタッフにも、長く話してましたね、って言われましたよ。ひとりでいたわけではなくて、グループで来ていたので、周りにじつはいたんです」

「そうだったんだ、気が付かなかった」

「おれ、不動産屋じゃないですか、営業なんでイメージも悪くって、嫌がられることも多いので、売りつけられるんじゃないかって・・・。俺と話すの、嫌じゃないですか?まるまるさんは、アンケートのときにもちろん、興味がないって言ってたし、そういうつもりじゃないんですけど」

「いやじゃないよ」

「ほんとですか?ほんと、ありがとうございます。長い時間ホントごめんなさい。明日は仕事ですよね?何時からですか?」

明日の私の予定を確認すると彼はこういった

「じゃあ、明日は11時くらいにゆっくりできてる時間ですかね。そのころにまた電話してもいいですか?また、お話がしたくて」

「いいよ」

翌日の夕方にLINEがきて、仕事終わりの夜の11時に予告通り電話がまたかかってきた。

深夜まで電話しているので、終電が大丈夫なのか私は心配になったが、彼は会社から徒歩で通える、会社近くの独身寮に住んでいるので大丈夫ということだった。仕事終わりに二時間ほど資格の勉強して、深夜2時に帰宅して、朝の4時に眠って11時に起きて13時に会社に行く生活をしているのだそう。仕事終わりの時間の顧客対応が多いので、そういう時間なのだそうだ。

「会社も寮も港区です。今は。もうすぐ住むところは変わる予定ですが」

「寮から出るの?」

「ええ、マンションを買うので、近々引っ越す予定です。さすがに港区は高すぎるから、品川区とか江東区とかにずらすつもりですが。チャリで通える距離にはなるので」

「へえ、すごいね」

「なにがですか。全然すごくないです。俺の周りでは普通ですよ、みんなマンション買ってるのが普通っていう感覚なので。単身者でもそうですよ」

ほとんどは私の内面、私の興味のある恋愛に関する話なのだが、彼のお金に苦労した生い立ちや不動産の仕事中心の生活のことなどを話す中にちょいちょい自分の会社の話と不動産の話を入れ込んでくることが気にはなっていた。私が恋愛に興味があるのと同じように、彼の興味は不動産にあるのだから、彼の一部なのだからと思って聞いていた

お客さんからの紹介が売り上げの半分を占めること、アンケートからも2割購買につながっていること、単身者でもマンション購入したほうがいい人も多いこと、購入する人も多いことなどなど。

ちょうどバチェロレッテ・ツーが終わったころでもあって、バチェラーの話もしたら、彼も興味を示してくれて、バチェロレッテをわざわざ観てくれた。

私が翌日仕事が朝早い日の前日のよるは電話をしてこなかった日がいち日だけあったが
それ以外の日は、時間があるときに電話をタイミングがいい時間にかけてきてくれたり
ほぼ毎日電話をして、一時間半話したり、二時間半話したりして一週間たったとき
彼はいよいよ、こう切り出してきた

「そろそろ、会いましょうか。飲みにも行きたいですよ。でも、もともとは不動産のアンケートがきっかけで出会ったじゃないですか。だから、これでいきなり飲みに誘ったら、ただの軽薄なナンパになっちゃうじゃないですか。それは嫌なんで。一回、話を聞きに来ませんか?もちろん、強制はしないです。聞いてくれたら、そのあと、飲みに行きましょ」

私が次の休みに、13時半から彼の会社に話を聞きに行く約束をした

ひまなんだもの。買わなくていいっていう決断をしてもかまわないけど、お金と不動産の知識は身に付けたほうがいい、絶対に楽しい話を聞かせる自信はあるので、と言われたし。

「ありがとうございます!あとで、詳細送っておきますんで!明日も話しましょう」

と言って電話を切った

翌日、会社のいつもの同僚にこの話をした

「いよいよ尻尾出してきたな。行くのやめとけ。ハンコ押したらお前の負けだ。クーリングオフ期間過ぎるまでデートして引っ張った後は、金払えだ。デート商法だ、それ。まぁ、一週間電話し続けたそいつの努力は褒めてやるけどな」

まったく同じ事例のブログの記事を友人は送ってきて見せてくれた

可愛い女の子が男性に同じように不動産アンケートから連絡先を不自然に交換し、やたら褒めて持ち上げ、恋愛をちらつかせてお茶に誘いだして、お店に来るように誘うという話の内容だった

まるで私と彼の話そのまんまではないか!

「ええ、まんまやん。こわ。じゃあ、断ってください」

私は友人に携帯を渡し、彼にLINEを送ってもらった

「ごめんなさい、やっぱり話は聞きにいかないです。不動産の話をするなら、もう電話もしません。」

しばらくして既読がついたがすぐに返事は来なかった

友人がすぐとなりにいることがわかっているからなのだろうか

「夜にひとりでいるときに電話かかってくるから、出ちゃだめだよ。ブロックしたほうがいい」

私は電話がかかってきたら出そうだったし、いいくるまれそうで怖かったので、ブロックした

東京は怖い

やたら不自然に親切にしてくる男は金目的

おそろしい世界である

「長い時間をかけてでも、不動産を販売した時の利益が大変大きなものであるためペイする。一度信頼させれば、あとはジャブジャブ限界まで買わせることができる。それが不動産の世界だってさ。アンタは騙されやすいから気を付けて!バチェロレッテまで見たのに、あのカモネギ!ってアイツは悔しがってるよ、今頃!」

彼はすごくいい人で勉強熱心でしっかりした信頼できる人、と思ってすっかりダマされた私であった

まぁ、そんな男、いるわけないか

あんまり暇にして過ごすのもよくない
動画をちゃんと作ろう

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