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- 婚活でもモテる、一流の会話術。 - 2023.03.14
メンタリスト全話視聴しました!
めちゃくちゃおもしろかった~~!
シーズン1~7まであって、ものすごく長かったんだけど、最後まで面白かったです。
ストーリーは、霊能力者を名乗ってお金持ちの顧客相手に大儲けしていた詐欺師のパトリック・ジェーンが、テレビに出演してレッド・ジョンという凶悪連続殺人者について言及したところ、レッド・ジョンに目をつけられて妻子を殺されてしまった。ジェーンは、レッド・ジョンに復讐すべく「鋭い観察能力で人の心を読める」という能力を武器に、捜査を担当しているCBIの殺人事件解決捜査に協力するというお話。
主人公のパトリック・ジェーンはイケメンで、その鋭い観察力でたくさんの殺人事件を次々と解決に導いていくので、とっても素敵で魅力的な人物なのですが、いつも不敵な笑みをたたえながらも、妻子をレッド・ジョンに殺されたという暗い過去とレッド・ジョンへの強い復讐心があって、どこか謎めいた人物として描かれます。
このドラマの良さは、次々とテンポよく解決されていく殺人事件捜査のストーリーと、解決の中心人物である主人公のジェーンの魅力もさることながら、彼の脇を固めるCBIの捜査チームの魅力たっぷりなメンバーたちも物語の見どころです。
私が一番好きなのは、チョウ捜査官です!途中からだんだんチョウが気になってきて、もう大好きになっちゃってからはチョウしか見えない!!!(笑)
真ん中の男性がチョウ捜査官です。アメリカ育ちの韓国人ですね。
上の写真のシーズン1の最初は普通体型で、「なんかアジア系の男性がいるな」くらいだったのですが、
だんだん役作りのためか体が大きくなって、筋骨隆々といった私好みのマッチョ体形になっていき、何があっても表情一つ変えないタフなキャラクターも相まり、話が進むにつれて、
「あれ、なんかチョウめっちゃかっこよくない?」
となってしまってからはもうチョウに首ったけです。
殺人事件は途中飽きてきたので、チョウが出ているところだけ飛ばしてみちゃったりとか(笑)
CBIの捜査チームのメンバーたちのプライベートや人となりが殺人事件解決のストーリーを追うごとに徐々に明らかになっていくところが面白いです。
この小出しにメンバーの過去が出てきたりするのがたまらなくよかったですね。
リグズビーは陽気でおっちょこちょいで不器用な憎めないキャラクターの男性ですが、お父さんが問題をたくさん起こす荒くれもので、意外に苦労して育ったんだなとか、
笑顔一つ見せない真面目なチョウが元ギャングという意外な過去が明らかになったりとか、
リグズビーとヴァンペルトが恋仲になっていき、リグズビーと親しいチョウがリグズビーに恋愛のアドバイスをしたり、チームの絆の強さや仲の良さも見ていて微笑ましいです。
ただ殺人事件解決が続いていくのだと飽きてしまいますが、名探偵コナンのように、レッド・ジョンの核心に徐々に迫って行ったり、メンバーのプライベートの恋愛模様が差し込まれたり、リズボンが責任を問われて捜査チームが解散になってしまったり、いろいろと作中に事件が起きていくので、面白く見続けられました。
シーズン5でジェーンはレッド・ジョンをようやく捕まえて、殺害することに成功します。
レッド・ジョンの正体は、なんとなんと、シーズン1の初期に登場した人物だったということで、ようやくシーズン5の最後の最後に発覚して、「この人だった!」となったころには
「この人誰だっけ?」状態でした。シーズン5まで引っ張りすぎな!(笑)
シーズン5の最後にレッド・ジョンを殺害するまで、ジェーンの頭の中はレッド・ジョンに復讐することしかありません。
CBIの捜査チームのリーダーのリズボンは、ジェーンとともに多くの殺人事件を解決していく中でジェーンへの淡い恋心を抱いていきます。
レッド・ジョンを追う中で、CBIやFBI、そのほかの国家機関の中で暗躍する謎の結社の存在が明らかになっていきます。
もはやだれが敵でだれが味方かもわからず、だれも信用できないという、「アメリカの国家組織腐敗しすぎ、大丈夫なん!?」的状況です。
レッド・ジョンではないかとジェーンが疑っていた中のひとりのCBIの局長がその結社の一味であることが発覚し、CBIは即日解散させられてしまいます。
そんなごたごたの中、辛うじてレッド・ジョンを追い詰め、殺害し、復讐を成功させたジェーンは、南米に逃亡。
そこからがシーズン6で、もうレッド・ジョンは殺したし、謎の結社も最高幹部のレッド・ジョンが殺害されて機能しなくなったのか?謎の結社に支配されて汚職にまみれた国家機関は浄化されたのか?とりあえずいったんすべてが解決したらしいところから、後日譚のような物語が続いていきますが、そこからも結構面白く、シーズン6,7と続いていきます。
レッド・ジョン殺害から二年後。
CBI解散後、左遷のような形で小さな警察署の署長に収まっていたリズボン。
リグズビーとヴァンペルトは、シーズン5の途中で結婚し、CBI解散後は会社を経営する民間人になっていました。
チョウは音信不通・・・
南米に逃亡していたジェーンは、FBIに見つかり、ごたごたの間にたくさん起こしてしまった罪を帳消しにすることを引き換えにFBIで働くことを打診され、すべて自分の要望通りにすることでこれを引き受けます。
リズボンはジェーンの望みでチームに引き入れられることになり、なんとCBI解散後にFBIにそのまま入っていたチョウも合流して、FBIの新しいメンバーも加わり、FBIとしてまた殺人事件解決への日々に戻るのでした。
ここからは、ジェーンとリズボンの恋愛の話がメインになっていきます。
リズボンはFBIの他部署の男性と仕事を一緒にしたことをきっかけに交際を打診され、社内恋愛に発展していきます。(個人的に、ずっと男っ気なく仕事一筋でがんばってきたリズボンの恋愛には励まされました!)
リズボンがほかの男性と付き合いだしたことに、狼狽しながらも最初のうちは余裕の顔つきでしたが、
いよいよリズボンが求婚されて、交際相手と一緒にDCに引っ越すということになってからは動揺を隠しきれなくなっていきます。
そして、リズボンがDCへ旅立つ飛行機に乗り込み、出発するというときに、ジェーンが飛行機を追いかけ、飛行機の中でみんなが見ている中
「テレサ、愛してる。」
と伝えます。
ずっと好きだったジェーンからの思わぬ告白に感動したリズボンは、DC行きをやめて、結婚の話も断り、ジェーンのもとに残るべくFBIに戻るのでした。
ここまでがシーズン6。ファイナルシーズンのシーズン7は、ようやく長い時間を経て結ばれた二人の恋愛を見守るというだけのシーズンですが、いろんな事件が起こって目を離せませんでした。
ファイナルシーズンからチームに加入した新人の女性捜査官が殉職してしまうのです。
彼女はチョウを慕っていて、殉職した現場に一緒にいたのもチョウだったので、チョウの悲しみもさることながら、メンバーたちに悲しみの波紋を起こします。
リズボンと結ばれて幸せの日々をかみしめるジェーンは、愛するリズボンが命の危険にさらされるFBIの仕事がつらくなっていっていたのですが、女性捜査官の殉職をきっかけに気持ちが切れてしまいます。
リズボンが危ない目に合うのが見ていられないとひとりFBIを離れてしまうジェーンですが、強制的に呼び戻されて、また事件解決のため活躍します。
もう逃げないとリズボンに約束をしたジェーンは、湖のほとりに小さな小屋を買い、リズボンとの新しい生活をここで始めたいと、リズボンに求婚します。
ふたりの結婚を祝って懐かしい仲間たちや家族が小屋に集まって幸せな結婚式をします。
みんなが楽しそうに踊るのを湖の対岸でふたりだけで見守りながら、幸せをかみしめるジェーンとリズボン。
リズボンは、新しい命を授かったことをジェーンに告白し、幸せいっぱいのハッピーエンドでメンタリストは幕を下ろします。素晴らしい!
シーズン5では、情報提供者の娼婦と危険な交際をしてそのせいで無茶をしたり、危ういところもあったチョウでしたが、FBIに入ってからは浮いた話もなく仕事に邁進していて、ファイナルシーズンでは、FBI捜査チームのトップに打診されて、キャリアを極めていきますし、CBI時代から一貫して、ずっと捜査の中心人物として存在感を放ち続けました。
海外ドラマあるあるだそうですが、人気のないキャラクターは急にお払い箱にされてしまう厳しい世界で、チョウは、リズボンとジェーンと一緒に、シーズン1からファイナルシーズンまでメンタリストに出演し続けました。
チョウが私だけではなくたくさんの視聴者のハートをつかんで、人気キャラクターであったことがよくわかりますね。
チョウは、なにがあってもクールな表情を崩さず、リーダーシップも発揮できるし、現場でも力を発揮する、真面目で優秀な捜査官で、一見クールっぽいけど意外と仲間想い、というところがとっても素敵なんですよね!
長いドラマでしたが、最後まで楽しく見続けられたのも、チョウがいてこそなので、ほかにもチョウ好きな人がいてくれたらいいな~!たくさんいると思うけど!
私はメンタリストはU-NEXTで視聴しました。
久しぶりに自分の中で大ヒットした海外ドラマで、本当に面白かったです。
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