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- 婚活でもモテる、一流の会話術。 - 2023.03.14
こんばんは。
昨日、はじめて一日100PV超えた!
一瞬でPVが跳ね上がった時間帯が・・・な、何があった!?
ビックリうれぴー!(≧◇≦)
今日は、フィギュアスケートについて話します。
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もくじ
マツコの知らない「学生スケーターの世界」
世を賑やかすトップスケーターたちは、それこそ5歳とかでスケートをはじめているものですが
大学から部活としてフィギュアスケートを始める人たちを「学生スケーター」といいます。
私は、学生スケーターでした。
京都大学のフィギュアスケート部に所属していて、当時はまだ醍醐スケートがあったので
醍醐スケートで練習していました。
醍醐スケートは、「ミスパーフェクト」宮原知子選手のコーチである、今を時めく濱田美栄コーチのチームの練習拠点だったので
太田由希奈ちゃん、幼い宮原知子ちゃんと同じリンクで練習していたのですよ!
宮原知子ちゃんは当時はちいちゃな女の子でしたが、個性的な顔だからよく覚えているし
NHKの平壌五輪でスタジオ解説員でよくテレビに出ていた太田由希奈ちゃんが当時大学生でほんとに美しくて
彼女がならしでスケーティングしているだけで美しくて美しくてほれぼれとしていましたっけ・・・
そんな美しい由希奈ちゃんの滑るリンクのはしっこで、
18歳の私もせっせと練習していたのでした(*´▽`*)
大学によるかもしれないけど、学生スケーターにはコーチはいず、先輩から教えてもらうのが一般的です。
スケーティングは地道に練習すればなんとかなるけど、苦労するのはやっぱりジャンプですね。
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フィギュアスケートのバッジテスト
フィギュアスケートにはバッジテストがあります。
剣道にも柔道にも級がありますが、あのようなかんじです。
▼バッジテストの内容(主にジャンプのみ抜粋)
- 初級・・・スケーティング
- 一級・・・スリージャンプ、トゥループ、サルコウ
- 二級・・・ループ、フリップ、ルッツ
- 三級・・・アクセル
- 四級・・・2トゥ、2サルコウ、2ループ
- 五級・・・2フリップ、2ルッツ
- 六級・・・2アクセル
- 七級・・・なにかの3ジャンプ
- 八級・・・女子:4種類の3ジャンプ、男子:5種類の3ジャンプ
※半角数字は回転数
初級にはジャンプがありませんが、一級以降にはジャンプのテストがあります。
二級以降はフリースケーティングもあります。
スピンもスケーティングもテストにあるのですが、やっぱりボトルネックはジャンプですね。
私はアクセル習得のためにコーチにレッスンについたけど結局とべなくて、2級どまりでした。
2級はルッツまでですけど、正直、ループ、フリップ、ルッツがとべなくて苦労しました。
私はスケーティングは得意だったけれど、かなりジャンプが苦手でした。
運動が苦手な女子にはそういう人は多いと思います。
トゥループ、サルコウまでは誰でもとべるんですけど、ループから難しくなるんですね。
四年間フィギュアスケートして、サルコウまでしか跳べなくて一級で終わる女子は多いです。
男子は女子より運動能力高いし、ガッツもあるので、だいたいアクセルまではとべるようになるので3級までいきますが・・・
スケートにハマっちゃった男子のなかにはダブルジャンプもバンバンとんで、4級、5級と進む人もいます。
ちなみに、トップ選手の話になりますが、ジュニアの大会に出られるのは6級から、
シニア大会に出られるのは7級からなど、級に応じて大会に出られるようになります。
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最初の関門「ループジャンプ」
ループジャンプは、右足のアウトエッジに乗って、右足でとんで右足で降りるジャンプです。
▼エッジに深く乗ることが大事!
このあいだ、情熱大陸に濱田美栄コーチがでていたときに
「ループを徹底的にたたき込む」
とおっしゃっていました。
さきほどもトゥループ、サルコウまでは誰でもとべるけど、ループから難しくなる
と書きましたが、ループが最初の難関で、ループがとべれば、フリップとルッツもとべます。
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「ループジャンプ」のとび方
氷上で、右足でケンケンする練習をしましょう。
ケンケンするためには、トウを使わなければなりません。
右足のトウだけを使って、ケンケンをします。(一回でいいですよ)
あとは、段階的に回転数を増やしていくだけです。
▼繰り返し練習して、完璧にできるようになったら次の段階に進みましょう。
- その場でケンケンする
- 前向きから滑って、トウをかけて、ケンケンする
- 前向きから滑って、トウをかけて、ケンケンで1/4回転する
- 前向きから滑って、トウをかけて、ケンケンで1/2回転する(そのまま後ろ向きに滑ります)
- 後ろ向きから滑って、アウトエッジにのって、トウをかけて、ケンケンで1回転する(そのまま後ろ向きに滑ります)→ループ成功☆
はい、要はケンケンの要領でループはとべるということです。
段階的に回転数を増やしていくことで、恐怖心がなくなり、左足を付けたくなる気持ちを抑えられます。
アウトエッジにちゃんと乗れれば、回転力がかかるので、一回転は簡単にできます。
大事なのは、基本のケンケンの動作をイメージすることです。
しっかりケンケンをイメージして、練習しましょう。
「フリップジャンプ」、「ルッツジャンプ」のとび方
ループが完璧にとべるようになったら、フリップとルッツはとべます。
フリップとルッツは左足に乗って、右足のトウをつけてジャンプしますが
右足のトウでケンケンするイメージです。
要するに、ループを限りなく早く行うイメージです。
- 後ろ向きに※左足で滑る→右足に乗り換える→ループ
あとは、右足に乗る時間を徐々に短くしていって、最終的にはトウをつけるだけでとべれるようになれば、成功です。
※左足:インエッジ→フリップ/アウトエッジ→ルッツ
これだけです☆簡単☆
ループがとべれば、世界が変わる
ループをとべるようになれば、ルッツまで簡単にとべるようになりますので、二級を取得することができます。
ループ以降がとべない女子は多いので、試合でも上位に食い込めるようになるでしょう。
ループがとべれば、世界が変わる
と言えば大げさだけど、跳べなくて困ってる人からすると、ホントにそうだと思います。
私が大学時代にそうだったように、ループがなかなか跳べなくて困っている学生スケーターの方の参考になれば幸いです(*´ω`*)
なんてニッチな記事なんでしょうw
孤独なときに人生を変える出会いがある
ニッチにすぎるので、一般論的な話をすると
孤独なときに人生を変える出会いがある
ということがいえます。
どういうことかというと、私が大学二年生の時、なかなかループが跳べなくて困っていたんです。
ええ、ニッチな悩みです(*´ω`*)
ジャンプがとべないと、試合にも勝てないし、お先真っ暗・・・
なんとかループをとびたい一心でした。
「冬の大会で優勝したい」
試合での優勝を目指し、一人黙々と練習をする日々でした。
そんなひとり自主練漬けの毎日を過ごす中、人生を変える出会いがありました。
ある日、私がいつものように一人で黙々と練習していたところ、見知らぬ年配の男性に声をかけられました。
「ループを練習しているの?」
「はい・・・」
「よかったら、教えてあげようか?」
「ホントですか・・・!?」
こんな感じで、いきなりレッスンが始まったのです。
彼の話によると、遠方でスケートのコーチを昔していた、とかなんとか・・・
あんまりよく覚えていません。。
そんな謎の男性は、上に書いたループのとび方を教えてくれ、そのレッスンのうちにすぐにとべるようになったのです!
続けて彼は、フリップとルッツの跳び方を教えてくれ、あっという間にルッツまで成功させることができたのでした!
私は篤く彼に感謝をしました。
たまたまその日だけ、醍醐スケートに遊びに来ていた、遠方にお住まいの方だったのでしょう。
その場で彼と別れ、そして二度と会うことはありませんでした。
その後、私は一生懸命ジャンプの練習を続け、ジャンプの質を高め続けました。
そして、その年の冬の試合で、見事、悲願の優勝を果たすことができました。
この日は間違いなく、私の人生のなかで一番輝いた日です。
私がいつも友人と一緒に行動していたら、もしも、あのときに友達といたら、彼は私に声をかけてくれていなかったでしょう。
彼があのときに声をかけてくれていなかったら、この日の栄光はありませんでした。
人生を変える出会いは、孤独なときに訪れるのです。
いつも人と一緒で、同じ行動をしていると、集団から抜きんでることはできません。
一人の時間こそ、自分を劇的に変える時間になります。
孤独な時にこそ、いつもと違う出会いがあるからです。
何かのお役に立てば、うれしいです(*‘ω‘ *)
ではでは~
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