シンプルで豊かな生き方を提唱。ドミニック・ローホーの著書のなかで一番好きな本

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minimalist tokyo

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はぁ、小さい家、落ち着く・・・。

シンプルな生き方のメソッドで豊かな人生を提案し、フランスをはじめヨーロッパ、そして日本でもベストセラーを続々と発表する文筆家、ドミニック・ローホー。

彼女の数ある著書のなかで、私が一番好きな本を紹介します。

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図書館を活用して、ドミニック・ローホーの本を読もう

ドミニック・ローホーの本はたくさんあるのですが、本屋さんでは最新著書しか見つけられないことが多いと思いますので、図書館で借りるのがおすすめです。

お住まいの地域の図書館のホームページで最寄りの図書館へ取り寄せができますし、取り揃えも豊富です。

著者名で検索ができますので、ドミニック・ローホーの本をあるったけ借りることができます。

こんなに便利なのに、しかも無料なので、利用しない手はありません。

▼私も図書館でドミニック・ローホーの本を片っ端から借りて読破しました。

そのなかで一番好きな本が、

屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

です。

▼好きすぎて何度も図書館でリピ借りした、お気に入りの一冊です。

その後、好きすぎて、手元に置いておきたくなったので、結局購入しました。

大きな書店を回りましたが見つからず、在庫がある店舗からの取り寄せで購入しました。

数カ月前時点でかなり品薄になっていましたので、「図書館で借りる時間も取り寄せる時間ももったいない、早く購入したい!」という方は、インターネットからぜひお早めに!

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ドミニック・ローホーの提案する、魂を満たす小さな暮らし方

▼表紙裏の一言にどきり。エネルギーが湧く家とはなにかと問題提起しています。

▼私が大好きな、冒頭「はじめに」の文章。名著は書き出しが印象的なものです。私はこの書き出しが大好きで、つい何度も何度も繰り返し読んでしまいます。パリの小さな屋根裏部屋の様子が、まるで映画の映像のように広がって、「私もこの部屋で住みたい!」と思わずにはいられません。窓から見える景色がいいっていいですよね。私はとくに、夕焼け空が大好きです。

パリ市内のアパルトマンには必ず屋根裏部屋が設えてあり、そこには昔、裕福なブルジョワ宅で働く使用人が住むことになっていました。
私はそんな屋根裏部屋を探していました。そして運よく最初に見学した物件が私の求めていたとおりの部屋だったのです。
日当たりのよい14m2の部屋の天井には梁が露になっていて、大きな窓から望む眺めは息を飲むようでした。マレ地区(パリ3区)のテンプルスクエアという工場が真下に見下ろせ、さらにノートルダム寺院の一角も見えます。でも何よりも圧巻だったのが空の色。果てしなくグレイなパリの空の色が、建物の銀鼠色のトタン屋根の色に溶け込んで見せる色のグラデーション……。
その部屋に入ったとたん、私は購入を決断したのです。
引用元:屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

▼この感覚、わかります。素敵な感覚です。自分もなんとなく感じたことがある感覚でも、こうして文章にされることによって自分の中にしっかりと落ちていく感じがします。こういう感覚って、小さい家だからこその感覚なのではないかなと思います。自分の家のことを”小さな天国”って表現できるって、素晴らしいことですよね。

売買契約をすまし、鍵をもらうと、今度はひとりでその部屋に行ってみました。
自分だけの隠れ家に入り、中から鍵を閉めて外界をシャットアウトするという感覚。
そこには自由、安らぎ、平穏がある。誰からも邪魔されず、人生に何が起ころうと自分はここで守られている、そう、自分を宿す屋根がある、という感覚。
(中略)
そして、何年経ってもこの小さな天国を訪れるたびに、最初の日の感動が蘇ります。それはなんとも言えない穏やかな気持ちと深い喜びです。
引用元:屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

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ドミニック・ローホーの語る小さな家のメリット

ドミニック・ローホーは、小さい家を防犯面においても優れていると言います。

広い家ではセキュリティに費用がかかる(セコムと契約したり、鍵をかける場所もたくさん必要でしょう)。

一方、小さいアパートなら、ドアのカギを閉めるだけで済む、と。

▼広い家に住んだこともありますが、確かにそうだったかも。
何にも集中できなかった記憶があります…。

小さい家や狭い部屋は精神を鍛え、大きい家は精神を鈍らす。
―レオナルド・ダ・ヴィンチ、15世紀イタリアの芸術家・科学者
引用元:屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

▼小さい家は暖房が効きやすいし、暖かいですよね。
実家は一軒家ですが、一軒家は通気性がよすぎて冬は寒いので身体に悪いです。

「安らぐ部屋とは気どらない家庭的な小部屋で、冬はまるで毛皮のコートを羽織っているような温かい部屋、そこにずっと籠っていたいと思う部屋だ」
引用元:屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

▼家具の少ない小さい家は、掃除もしやすいです。

家具も少ない小さな家、でもすみずみまで清潔に保たれた家が、生きがいと充足感を与えてくれるのはその家が発散する「活力」によるのです。
そこで、無心に黙々と窓ガラスを拭いたり、食事の支度をする、あるいはひとりで読書をするというような、とるにたらない行為がもたらす沈黙、喜びがその活力の源です。
引用元:屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

▼小さくて機能的な本当にいいものを厳選して家に置いて、長く大事に使えば、お金はそんなに必要ないんですよね。

生活をシンプルにしていくと、自分が本当に必要とするものは想像以上に少ないことに気づきます。豊かさを存分に味わうために、大金持ちである必要もなければ大きな家もいりません。
引用元:屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

ドミニック・ローホーの幸せ論

「幸せはなるものではなく、感じるもの。」という佐々木さんの言葉にも通じます。
“幸せとは、今、ここにある”
って深くないですか?

幸せとは、今、ここにあるのです。世俗的な享楽やお金、知名度や豪邸、そして他人の目によって決まるものではないのです。
引用元:屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

▼この文章を読んで私が思い浮かべたのは、会いたくない人たちの顏です。
私を批判し、私を傷つける人たち。
(もっとも彼らにはそのつもりはないかもしれないし、思っていてもそこまでの自覚も思いもないと思いますが。)
本当に会いたい人にしか会いたくないから、私は誘いを断ることが多いです。
数少ない、私を理解し励ましてくれる友人にしか私は会いたくないと思っています。
人付き合いを面倒くさがるのは、傷つきたくないからだったんですね…
今書いていてやっとわかりました(笑)。
大人数の飲み会とかは大嫌いで億劫でしかないんですよね。
意外に思われることが多いのですが、すごく、私傷つきやすくて内向的な性格の人間なんです。
ミニマリストには内向的な人が多いらしいです。

自分を理解して肯定して、自分らしく自由に生きていないと幸せにはなりえないですよね。

幸せになるには自由に生きることです。自分が住む場所を自分で選ぶ自由、つきあう友や交流関係を選ぶ自由です。人間関係は本当に自分が好きな人、自分を人間的に成長させる人に限定して淘汰していくといいでしょう。
引用元:屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方 魂を満たす小さな暮らし方 [ ドミニック・ローホー ]

小さな家の魅力が美しい文章で綴られた一冊

品格のある美しい文章で小さな家の魅力が綴られた、何度も読み返したい良書です。

ミニマリストを目指したい人、小さな家に引っ越して家賃を下げたい人は、必見です。

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