秋元康の書いた歌詞が深い！野猿「Get down」「叫び」「SNOW BLIND」「Selfish」「Be cool!」

 
おはようございます。

「とんねるずのみなさんのおかげでした」の最終回をきっかけに、久しぶりに野猿や矢島美容室を見ています、WAKAKOです(=ﾟωﾟ)ﾉ

野猿、大好きだったんですが、子どもの時だったのであんまりわからなかったけど

今聴くと、歌詞がすごいなぁと。。

ほとんどの曲は秋元康が作詞しているんですが、さすがですね・・・

おっさんグループの野猿の曲の歌詞なので、秋元康も等身大のおっさんの気持ちを書いてて

リアルな感じがしますよね。

「君を愛せないなら 僕は無駄に生きてる」（Get down）

もし　君を愛せないなら
僕は無駄に生きてる
絶望は　いつでも
愚かなチョイスだろう

引用元：Get down(野猿)

前回紹介した、ノンフィクション作家の松原惇子さんの本のなかで

「女性に認められないと仕事ができてもむなしいだけだ」

って言っていたおじさんがいたけれど

結局愛をよりどころに生きている男のサガみたいなものが描かれているのかなと思います。

「どんなにクールに見えても、男性は心の中で女性に『褒めて、褒めて！』って思っている」

って加藤将太さんが魅力的人生セミナーで話していたのを思い出しました。

「罪深き欲望に 支配されているよ」（叫び）

こんな時代に生まれ
俺は神を知らない
罪深き欲望に
支配されているよ

引用元：叫び(野猿)

「稼ぎたい」欲望、資本主義の欲望なのかな。

お金がすべてっていうところが「罪深い」の意味なのかな。

上昇志向の高い秋元康らしい、成功欲求なのかもしれないですね。

「神なんか知らないし、仕事という現実しかないよ」

という現実主義的なおっさんらしい歌詞が素敵です。

「望んだ毎日が 無意味に思えるよ」（SNOW BLIND）

都会の渋滞に
押し流されるように
望んだ毎日が
無意味に思えるよ

なぜ 孤独を
人は選ぶのだろう
自由が済む場所は
そばに誰もいない

引用元：SNOW BLIND(野猿)

望んだ毎日ってなんだろう。

孤独で自由ってあるから、フリーランスということかな？

脱サラしてフリーランスになったけど、虚無感を感じているおっさんの気持ち？

秋元康自身のあるときの気持ちなのかな、という感じがしますね。

おっさんらしいリアルな心境が綴られた、いい歌詞だなって思います。

「愛なんて 思い過ごしさ」（Selfish）

愛なんて　思い過ごしさ
この世の蜃気楼だよ
近づいたら消えてしまう
WOW WOW WOW WOW WOW
Selfish!

引用元：Selfish（野猿）

既婚者のおっさんである秋元康が書いているというのが、重みがありますよね。

愛なんて、思い過ごしだと。

「結局女は利己的なんだ、自分のことしか考えていない」

って、松原惇子さんの本にでてきた独身の経営者も言ってたなぁ。

プロレスラーの棚橋弘至さんが自身のファースト写真集のインタビューの中で

「自分は自己犠牲精神が強い」

って書いていて、さすが男らしいな、ってますます惚れちゃいましたけど

男は自己犠牲、女性は利己的、っていうのは極論だけど、ある意味あってるのかもしれないですね。

生物学的にも、理由はあると思うんですけど。

「男性にとって人生は重荷、女性にとって人生は享楽」

って加藤将太さんが魅力的人生セミナーで言ってました。

そう聞くと、男性ってかわいそうだけど、棚だいすきです(´・ω・｀)

※棚・・・棚橋弘至さんの愛称

「あいつもこいつも目撃者なのに社会の欺瞞に足を止めない」（Be cool!）

ずっと　ずっと
時は過ちに気づいてるのさ
いつでも
どこでも
愚かな時代
こんなに憂鬱な
明日がやってくるなら
群衆の中に紛れていたい
（中略）
あいつもこいつも　目撃者なのに
社会の欺瞞に足を止めない
通りすがりだというのだろうか？

引用元：Be cool!（野猿）

こんなに憂鬱な
明日がやってくるなら
群衆の中に紛れていたい

めちゃめちゃカッコイイな！！

やっぱ天才ですよね、秋元康。

「しょうもない国だなぁ」とか「政治がなってないなぁ」とか

おっさんらしい諦観がにじみ出た、渋すぎる歌詞ですよね・・・！

かっこいいわ～秋元康。かっこいいわ～野猿。

おっさん万歳ですね＼(^o^)／

・・・

おっさんおっさん言い過ぎました？？

「野猿」、今聴いてもカッコイイので、ぜひ～(^^♪

ではでは！